みんなでつくる 稲畑Wiki
2023/03/31

皆さんからの用語の投稿も受け付けています。追加してほしい社内用語や業界用語があればコメントに残してください。
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か
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さ
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た
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ま
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や
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ら
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わ
IK(愛敬)
創業者稲畑勝太郎のイニシャルであり、創業以来変わらぬ当社の社是
IK Values
当社グループの価値観。
・謙虚さと誠実さを基本とする (倫理観)
・高い理想、大きな夢、熱い心を持って常に限界に挑戦する (志)
・自由闊達な議論とチームワークを重んじ、社員の成長を大切にする (組織風土)
・顧客の問題を顧客の立場から解決し、顧客のベストパートナーとなる (機能)
・世界の人々と価値を共有し、そこに暮らす人々と共に発展する (共生)
IKPC
海外拠点のプラスチックコンパウンド事業:IK Plastic Compoundの略称
IK Vision 2030
当社グループの長期ビジョン、稲畑産業の2030年頃のありたい姿について2017年5月に策定された。
アップル
タイのグループ会社のアップルフィルムのこと。アップルコンピュータとの関連はない。
R(アール)
販売先につける信用ランク。1(優良)~7(懸念先)まであり、R7(あーるなな)と社内で聞こえたら要注意。
EOL(イーオーエル)
「End Of Life」の略で、製品のライフサイクル終了という意味
違算
作ってはならないもの。納品と検収の違いや、単価間違いなどで発生してしまう差額。未回収にならないよう確実に回収しなければならない。
稲畑
創業者の祖先は、丹波国氷上郡沼貫郷字稲畑小字堀の内(兵庫県氷上郡氷上町稲畑)の旧家であったが、その後京都に移住し、先代のとき地名にちなんで、稲畑を性とした(88年史)。
稲畑勝太郎
当社の創業者であり、現在の6代目社長氏名。いなばた、と読む。
稲畑登美
創業者の妻にして、初代IKレディ(いなほ190号)、当社初の女性役員。1868年生まれ。1949年相談役に就任。
いなほ
1963年10月16日創刊の社内報。1937年(昭和12年)に創刊した社内報のはじまりは戦地の社員の様子を伝えるために発行された「愛敬時報」まで遡る。戦乱時の混乱により一時発刊できない期間もあったが戦後1946年(昭和21年)に従業員会報として再開し、1963年(昭和38年)に「いなほ」名にてリニューアルされ今日にいたるまで続いている。(88年史P148に社内報の変遷あり)
インフレ
押出し成形の一種で、樹脂(プラスチック)の袋状フィルムの成形
ASC認証
MSC認証が天然の漁業が対象に対し、ASCが養殖業を対象にしている。水産養殖管理協議会(Aquaculture Stewardship Council)が管理運営する養殖に関する国際認証制度。
海老茶(色)
別名「稲畑染」を呼ばれ、稲畑染工場時代に考案された。当時の女学生の制服袴や、阪急電車のカラーに採用された。※稲畑染工場:1897年設立。最先端の染色加工技術を有し独自のカーキー色は陸軍の軍服にも採用され、1935年東洋紡績に事業譲渡。
NC2023
当社の中期経営計画「New Challenge 2023」(2024年3月期目標)の略称。
AP
アクションプログラム。1年間の目標を設定しコミュニケーションのツールとして活用する。給料、とくに賞与を決める判断材料となる大事なもの。
MSC認証
水産資源や環境に配慮し、適切に管理された持続可能な漁業に関する認証。漁業に対する「MSC漁業認証」と、水産物の水揚げ以降のサプライチェーンに対する「MSC CoC認証」の2種類がある。
エンプラ
エンジニアリングプラスチックの略称、従来の汎用プラスチックの弱点であった強度や耐熱性などの問題を克服した高機能なプラスチック群の総称
欧亜に使して
書籍。1926年創業者勝太郎社長が歴訪した世界各国視察の見聞録、所感をまとめたもの。天皇・皇后両陛下に献上したのみならず、書籍中の1節は当時の商業高校の教科書に採録された(88年史)。
外原規(がいげんき)
医薬部外品に関する規格を規定した「医薬部外品原料規格2021」のこと。厚生労働省が許可した効果・効能「にきびを防ぐ」「美白に効果がある」などを謳える原料の規格を掲載している。
化工日(かこうにち)
化学工業日報社の略称、発行部数約13万部の化学業界専門紙。当社とつながりがあるメディアの中で最も露出度(記事や広告の掲載頻度)の高いメディア
化審法(かしんほう)
化学物質による環境の汚染を防止することを目的とする法律。化学品の輸入時や当社の商品マスタ登録の際に確認必須!正式名は「化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律」
神坂雪佳(かみさか せっか)
近現代日本の琳派の画家。1866年2月26日生まれ。京都に暮らし、明治から昭和にかけての時期に、絵画と工芸の分野で多岐にわたる活動をした。創業者のリヨンでの活躍を絵巻物にした。
亀屋正重(かめや まさしげ)
創業者の生家が営んでいた家業である菓子舗の屋号。皇室ご用達で京洛一流の菓子舗と言われた。
顔料
一定の色に着色する物質。混合する物質と作用せず、水・アルコールなどに溶けず、所定の色を呈する不透明物質で、金属塩などの無機顔料と染料のレーキなどの有機顔料がある。塗料・印刷インク・化粧品の原料とし、プラスチック・ゴムなどの着色に用いる。
記事広告
新聞雑誌やWebメディアなど、掲載先のメディアや第三者の視点で書かれた記事形式の広告。通常記事は無料で掲載前の原稿確認はできないが、記事広告は有料で事前の原稿確認や修正が可能。
桐谷 広人(きりたに ひろと)
将棋棋士であり、稀代の投資家。当社株式も保有。かつて当社で将棋を指したことも。
君伝(くんでん)
書籍、稲畑勝太郎君伝
原薬(げんやく)
医薬品の中に含まれる有効成分のこと。active pharmaceutical ingredientの略称で、API(エーピーアイ)とも呼ぶ。
ゴミタイ
ゴミ袋(タイ)の略語
コンパウンド
プラスチックの用途に応じて、顔料や添加剤、他の樹脂などを混錬・着色し、新たな機能が付与された樹脂を指す。樹脂コンパウンドとも言う。
コンバーター
フィルム・紙製品などに「グラビア印刷」「ドライラミネート」「スリット」「製袋」などの加工をてがける企業を指す。合二の顧客に多い。
シネマトグラフ
1897年、創業者である稲畑勝太郎は、シネマトグラフをいう機械を使い、日本で初めて映画を公開上映した。
渋沢栄一(しぶさわ えいいち)
筆まめであった創業者は、留学から帰国後の京都織物設立について渋沢栄一に面談を機会を得る際、何度も手紙を書いており、ある農商務省技師の紹介で会い、約2時間話したという。創業者24歳の若さであった。(いなほ172号巻頭随想より)
試薬(しやく)
試験・研究的用途に使用される化学薬品。測定基準、物質の検出・確認、定量、分離・精製、合成実験、物性測定などに用いられるもので、少量使用に適した供給形態の化学薬品のこと。
社内ポータル
インターネット上の社内の業務総合窓口。ここからDIKeへアクセスしたり、社内情報を取得したりする。
樹脂添加剤
プラスチックに微量添加・配合することにより機能を維持したり、新たな機能を付与したりする物質。プラスチックは元来、熱や光に対する安定性が充分でなく、成形加工段階や使用時に加わる熱、日光に含まれる紫外線などによって容易に酸化、劣化するため、それらを防ぐ目的で用いられる。
シリコーン
シリコーンは、ケイ素樹脂のこと。 ケイ素を含む有機化合物の総称で、天然には存在しない。 シリコーンは、油状、ゴム状、樹脂状などの物理的形状のものがあり、潤滑油、接着剤、シーラント、コーティング材などさまざまな用途に使われている。 シリコーン(Silicone)は、混合物あるいは単体の形で製品として利用されている。間違ってシリコン(Silicon)と言われることがあるが、これは金属ケイ素の呼称ですので違うものを指す。
審査会議
社長の意思決定のための審査機関。出資、融資、設備投資、事業撤退、会社清算等の会社の重要な業務執行および取引先に対する与信限度額について審議する。原則毎月2回開催。常務執行役員以上の執行役員と社長の指定する者で構成される。
椙森神社(すぎのもりじんじゃ)
東京本社の近くの神社。江戸時代は江戸三森(椙森、柳森、烏森)の1つに数えられ、商業の地として栄えた土地。東京本社は氏子にあたる。(いなほ76号)
住化(すみか)
住友化学の略称。当社の筆頭株主(2022年3月末時点で持ち株比率24.1%)。創業者が社長を務めた日本染料製造(株)は、第二次世界大戦時の統制により住友化学と合併。その際,当社は住友化学の特約販売店となるなど、緊密な関係となった。
住友ファーマ
旧 大日本住友製薬と住友製薬の合弁会社である大日本住友製薬が改名した企業、住住友製薬は現 住友化学の医薬事業の研究、開発、製造部門と、当時同社の医薬品販売総代理店であった当社の医薬販売部門を統合して設立された経緯がある。
スターチ
でんぷんのこと、とうもろこし由来のコーンスターチ、キャッサバ芋由来のタピオカスターチ等がメインで流通している。
製剤(せいざい)
薬の有効成分を使いやすい形に加工したもの、もしくは加工後に完成した製品を指す。錠剤、クリーム剤、注射剤などがある。
成形と成型
成形は形をつくること、成型は金型にはめて物をつくること
例)インフレーション成形、射出成型
セイジオザワ松本フェスティバル
長野県松本市で毎年夏に開催される音楽祭。国際的な指揮者・小澤征爾氏が毎回総監督を務めることでも有名。当社は90年代後半から協賛企業になっている。「サイトウ・キネン」の名前は、桐朋学園創設者の1人であり、戦後の西洋音楽教育に多大な功績を残した齊藤秀雄氏に由来。(いなほ187号社長挨拶より)
染料
繊維や皮革・紙などを染める有色物質。天然染料と合成染料がある。水・アルコール等溶剤に溶ける。複数の色と混ぜ合わせることで比較的容易に新たな色を作ることができる。反面、光に長い時間当たると褪せてしまうデメリットがある。
DIKe(ダイク)
売上計上から経費精算等々までこなす弊社の基幹システム
中間体(ちゅうかんたい)
原薬に至る前の化合物のこと。Intermediateが英語名。医薬品の中に含まれる有効成分(原薬)を生産するには何段階もの化学反応を経る必要があり、原材料から原薬を生産する過程の化合物を指す。
稲友会(とうゆうかい)
当社のOB・OG会
ティア1
ティア1(Tier1)はメーカーに直接納入する一次サプライヤーを意味し、自動車業界では完成車メーカーに直接部品を供給するメーカーのことを指す。
Dr.Sum(ドクターサム)
お医者さんではなく、DIKeデータをダウンロードして集計する、営業お役立ちツール。営業数字を編集加工して集計できるので、是非使いこなしたい優れもの。
日本貿易会
貿易商社の業界団体。総合商社をはじめとする商社40社および20団体が会員となっており、当社も常任理事会メンバーとして所属している。
配賦
費用を割り当てること。特に売上のない管理部門の経費や、全社で利用する経費などを営業本部に負担してもらうこと。
パーティクルボード
パーティクルボードとは木材の小片を接着剤と混合し熱圧成型した木質ボードの一種である。配向性はない。木材の裁断サイズにより大きく分類され、配向性ストランドボード>パーティクルボード>中密度繊維板の順に裁断は小さくなる。
ビニール袋
一般的にそう呼ばれるが、実際はポリエチレン製の袋、昔、塩化ビニールを使用していたことが起因しそう呼ばれることが多い。
藤田嗣治(ふじた つぐはる)
1886-1968 エコール・ド・パリ(モディリアーニ、シャガール、パスキンなどを中心とするパリ派)の代表画家。Leonard Fujitaの洗礼名でフランス国籍を取得。パリやリヨンの代表的美術館に数多くの作品が展示されている。大阪本社役員応接室に、「婦人像」(1928年)を展示。関西日仏学館には藤田と並んで写っている創業者の写真もある。
プラスチック
樹木から分泌される樹液が固まってできた天然樹脂に対し、石油などを原料として人工的に合成さた樹脂を指し、合成樹脂と同義。合成樹脂はsynthetic resin(化学合成+レジン)の訳で、当社では略して単にresin、またはplasticと同じ意味で使用する。
プレスリリース
企業や組織が発表する公式文書のことで、主にメディア向けに新しい情報を発表する際に用いられる。プレスリリースには新製品・新サービスを始め、新規事業や人事情報等、今まで未発表・未公開だった新情報を記載する。
マスターバッチ
ベースとなる樹脂素材に、配合比率を処方よりあらかじめ高濃度に混練りしたもの。
モンテ詣り
1957年イタリア・ミラノの「モンテカテーニ社」を訪問。ポリプロピレンの技術導入を仮契約し、国産化に先立ち、1959年日本にポリプロピレンを初輸入。その後国内大手企業が「モンテ詣り」を始め、住友・三井・三菱が1962年に国産化。「交渉の山場で、英語が通じ難いと見るや、(稲畑太郎)社長は流暢なフランス語に切り替えられ、ポリプロの初輸入に成功した。」(いなほ167号OBのひろば、三原浩氏寄稿より)
薬機法(やっきほう)
医薬品の品質と有効性・安全性を確保するため、製造、表示、販売、流通、広告などについて細かく定めたもの。医薬品等を製造、販売、広告する際に必ずかかわってくる法律。旧薬事法。
予算戦略会議
経営層に対して来期の予算を発表、説明する年1回の会議体
溶剤
溶剤(=溶媒)とは他の物質を溶かす物質の総称。 水などの無機溶剤とシンナーなどの有機溶剤があり、用途や目的によって使い分けられている。
溶媒
溶媒とは、ある物質(固体、または液体)を溶かす物質(液体)のことを指し、 工業の分野では溶剤とも呼ばれる。
ラミ
ラミネート(積層)されたフィルム製品または、製品を積層することの略称
龍峰(りゅうほう)
創業者の雅号。愛敬の額にあり。
リュミエール
映写機「シネマトグラフ」を発明したフランスのリュミエール兄弟。創業者がフランスに留学したときの同窓生
リヨン
創業者が留学したフランスの地であるリヨンは欧州最大の絹織物の産地、リヨン大学で応用化学を専攻。その縁があり、当社では1997年からリヨン経営大学からの国際インターンシップ生を受け入れている。
レク
レクリエーションの略。その昔は社員旅行、後に年に一度の職場ごとの会食に変化
レジオン・ドヌール勲章
1802年、かのナポレオン・ボナパルトにより制定されたフランスの栄典。2021年、長年にわたる日仏間の相互理解と友好親善の尽力に対し、6代目稲畑勝太郎現社長にレジオン・ドヌール勲章が授与された。歴代社長に対してもそれぞれレジオン・ドヌール勲章が授与されている。
レジタイ
レジでもらう袋(タイ)の略語
和楽園(わらくえん)
創業者の旧邸宅。京都南禅寺近くにある。大正時代から昭和の戦前戦中戦後を通じて、取引先の接待、業界の集い、政財界の巨頭や外国の元首、高官・賓客の歓迎会、社内の園遊会などが頻繫に開催された。かのヘレンケラー女史も日本初来日の1937年5月に訪問された。(いなほ212号)
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