左から情三／林 幹太さん、MPI Corporation ／ Benny Huangさん、Joanne Tsaoさん、稲畑台湾／Masaru Linさん

10月19日付中部経済新聞（2面）にて、名古屋オートモーティブワールド（10/26～28）に出展予定の、情報電子第三本部の超高速温度環境試験装置に関する記事が掲載されました。

【要旨】

稲畑産業は、情報電子事業の新しい取り組みの一つとして半導体や電子部品などの品質、信頼性を検証するための超高速温度環境試験装置の販売に注力。世界シェア6割超を持つ台湾のMPI Thermal社と日本での総代理店契約を結んだ。主力製品「ThermalAir TA-5000」は、液体窒素や二酸化炭素を使わずに－80度から225度までの温調エアを吹き出せる。強みは省エネと静音性で、独自のDCインバーター制御により正確で効率的な温度制御を実現できることで消費電力を約4割低減した。電気自動車など車の電子化が進む中、電子部品の過酷な温度環境下での耐性試験ニーズが拡大しているほか、光ファイバー、データセンター向け通信関連部品などで同装置の活用が増えているという。展示会では実際に同装置のデモを披露する。