【2023年1月号】東京本社の変遷と仮移転後の働き方
2023/01/31
今号は現在までの東京本社の変遷を歴代社屋の写真で振り返るとともに、仮移転後の働き方について、東京本社建
替えプロジェクトメンバーの3名にお話を伺いました。
東京本社建替え プロジェクトメンバーに聞く 「仮移転後の働き方について」
--本プロジェクト設立の背景と、仮オフィスへ移転に向けて注力されたことを教えてください。
総務広報室 総務部長 山本勉之さん
本プロジェクトは、東京本社建て替えに伴う仮移転先の選定や新本社ビル構想を検討するため、2021年春頃から本格的にスタートしました。 仮移転時に特に注力したのは、フリーアドレス導入に向けての社員との対話でした。本部・室の垣根を越えてコミュニケーションを促進するフリーアドレスは、皆さんより総論賛成いただけたものの、自席が無くなることへの不安や、書類削減が課題でした。社員との対話を重ねることで現在の業務とのギャップを理解し、新しい働き方へチャレンジしていただけるように、できる範囲で改善提案を行いました。
--システム面ではいかがでしたか。
デジタル推進室長 播磨拓治さん
2020年はコロナ感染拡大とともにテレワークが始まりました。
当初、ノートパソコン・携帯電話の準備や、「職場」と「在宅」の作業環境の違いから、「出社しないと業務が回らない」という意見も多くありました。この経験から、フリーアドレス導入においてITが理由で不便を感じることがないようにしたいと考えました。
フリーアドレスの他にも、ニューノーマルとして場所や紙書類、押印などにとらわれない多様な働き方が、社会一般になると考えます。次期基幹システムも次の十数年先を見据えた新しいワークスタイルに適合できることを意識して対応していきます。
--移転先でもテレワークは継続されますね。
人事室長 古林宏之さん
以前は出社しないとできない業務が多かったですが、皆さんの努力と創意工夫のおかげでこの2〜3年のコロナ禍を乗り切れたことは、素晴らしいことだと思います。
一方、テレワークの広がりで顔を見てのコミュニケーションが減ったせいなのか、疎外感や孤独感のようなものを感じてしまう人もおられるかと思います。この点も意識して、仮移転先でもコミュニケーションが活性化するようなイベントを考えたいと思っています。何よりもフリーアドレスになって、これまであまり話したことがなかった人としゃべってみる、隣に座った人が話し掛けてきたときに快く応じるなど、各人の意識も大事ですね。
総務広報室 総務部長 山本勉之さん
今回の仮移転を新しい働き方のトライアルと位置付け、その経験を生かしてIKらしい最適な働き方を新本社ビルで実現したいと思います。そして近い将来IKグループの他拠点へもその働き方を波及していきたいと考えています。
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